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七
「で、何や?」
「へ、へい。実は美布林で、野郎の仏さんが見つかって」
これに吟味方、溜息をつきながら
「はあー。ホンマにここって、一時の安らぎすらないわなあ」
「確かに。で、お二人の同心さんが向かってところで」
「それって、誰と誰やねん?」
「えっと、ちょうど番屋に戻られたばかりの藤殿と、ちょうど暇を持て余してた菖蒲……」
この名を聞き、ガクッとうな垂れた吟味方
「いっつも暇を持て余してるからな……あのおかま!」
「で、何や?」
「へ、へい。実は美布林で、野郎の仏さんが見つかって」
これに吟味方、溜息をつきながら
「はあー。ホンマにここって、一時の安らぎすらないわなあ」
「確かに。で、お二人の同心さんが向かってところで」
「それって、誰と誰やねん?」
「えっと、ちょうど番屋に戻られたばかりの藤殿と、ちょうど暇を持て余してた菖蒲……」
この名を聞き、ガクッとうな垂れた吟味方
「いっつも暇を持て余してるからな……あのおかま!」
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