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五十六

 その瞬間、強烈なる炎が相手を包んでしまった。

 

「○△□×!」


 さすがのズサンものたうちまわる中、首を傾げる菊やん


「今のって、どこの言葉です?」


 同じく明智様も


「さあ? 少なくとも、我々が普段使ってるのとは違いますねえ?」


 そして、この変態


「じゃあ、早速そのお顔を拝見しましょ!」


 だが


「それよりも菖蒲様。早く水汲んできてかけるんでつ。まだ聞きたい事が山ほどありまつ」


「あらま、そうでした!」


 はてさて、誰が指揮官?


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