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五十四
これにご本人の明智様も
「何か違和感があったんですよねえ、確かに」
それを見て笑う菊やん、さらに
「つまり、そちらは昨日の我々の会合には出席されていない方……まさに怪盗紳士さん、なんですよ!」
だが、相手はなおも
「何をほざく。ちゃんと合言葉くらいは知ってるぞ……『おかま』に『坊主』だろが」
「それも私めと藤殿が来た時に、そちらから上手く振ってきましたよね? 確か……『自分ら、合言葉は忘れたん?』でしたかな?」
これにご本人の明智様も
「何か違和感があったんですよねえ、確かに」
それを見て笑う菊やん、さらに
「つまり、そちらは昨日の我々の会合には出席されていない方……まさに怪盗紳士さん、なんですよ!」
だが、相手はなおも
「何をほざく。ちゃんと合言葉くらいは知ってるぞ……『おかま』に『坊主』だろが」
「それも私めと藤殿が来た時に、そちらから上手く振ってきましたよね? 確か……『自分ら、合言葉は忘れたん?』でしたかな?」
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