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七十八

「でも、それが何故にこんな事に?」


「ああ、冷奴。こんな関係ってさ、いつかはこうなるものなんだよ。端から承知だったけどねえ」

 

「こうなるって?」


 これに黒豆奴、自嘲気味に


「フン。ふと我に返った家庭持ちがさ、関係を清算してくるって話だよ」


「それで、わざわざここまで殺めにやってきたと?」


「違うよ。それなら、あの人がこうやって迎えてくれるわけがないだろ?」

 そして冷奴の目を見据え


「最後の話し合いってヤツだよ!」


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