1524/3502
三十五
そこへとやってきた二名の若き同心、異口同音に
「鈴木様。お早うございます!」
「あ、藤はんに菊やん……で、自分ら、合言葉は忘れたん?」
これに慌てるお二人さん、互いに
「お、おかま!」
「ぼ、坊主!」
これを見た男、己に腹を叩きながら
「ぎゃはは! 何や、呼び合ってるみたいやわ!」
そして、今まで何度となく合言葉を使ってきた二匹の忍びすら
「ものすごい合言葉ですう! ねえ、緑丸?」
「確かに、こんなの聞いた事がないでつ」
そこへとやってきた二名の若き同心、異口同音に
「鈴木様。お早うございます!」
「あ、藤はんに菊やん……で、自分ら、合言葉は忘れたん?」
これに慌てるお二人さん、互いに
「お、おかま!」
「ぼ、坊主!」
これを見た男、己に腹を叩きながら
「ぎゃはは! 何や、呼び合ってるみたいやわ!」
そして、今まで何度となく合言葉を使ってきた二匹の忍びすら
「ものすごい合言葉ですう! ねえ、緑丸?」
「確かに、こんなの聞いた事がないでつ」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。