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二十五
「ま、まことか?」
作戦会議の冒頭、吟味方の報告を聞いて驚く木俣様。
「ホンマでっせ。で、壁にこんな証しまで残してましたわ」
そう言いながら破近、いつものクレヨンで紙切れにスラスラと。
「ん? 何の印だ?」
「西洋がるたに使われてるもんですわ」
「西洋がるた? 確かに異国の者らしいといえばらしいが。それにしても、ここまで忍び入るとは大胆不敵なヤツ」
鋭い目付きの木俣様、吟味方に向かって
「すぐに各々の配置を決めよ!」
「ま、まことか?」
作戦会議の冒頭、吟味方の報告を聞いて驚く木俣様。
「ホンマでっせ。で、壁にこんな証しまで残してましたわ」
そう言いながら破近、いつものクレヨンで紙切れにスラスラと。
「ん? 何の印だ?」
「西洋がるたに使われてるもんですわ」
「西洋がるた? 確かに異国の者らしいといえばらしいが。それにしても、ここまで忍び入るとは大胆不敵なヤツ」
鋭い目付きの木俣様、吟味方に向かって
「すぐに各々の配置を決めよ!」
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