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二十三
「ん? あら西洋がるたのハートやな? 誰の落書きやろ?」
これに、目が点野郎
「そ、それこそが怪盗ズサン参上の印だ!」
「何やて?」
その青き目をパチクリさせる破近、すぐに近づきマジマジと見るも
「形もいびつやし、おまけに窪みんとこの線も離れてるし……さずがの杜撰やないか!」
だが二十衛門は、と言うと
「お、おい? さっきまでそこにいた牢番は?」
「ん?」
これにキョロキョロと周りを見る破近だったが
「あら? いつのまに?」
「ん? あら西洋がるたのハートやな? 誰の落書きやろ?」
これに、目が点野郎
「そ、それこそが怪盗ズサン参上の印だ!」
「何やて?」
その青き目をパチクリさせる破近、すぐに近づきマジマジと見るも
「形もいびつやし、おまけに窪みんとこの線も離れてるし……さずがの杜撰やないか!」
だが二十衛門は、と言うと
「お、おい? さっきまでそこにいた牢番は?」
「ん?」
これにキョロキョロと周りを見る破近だったが
「あら? いつのまに?」
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