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二十一
「だから少しは黙っとけって。いいか? そらもう雲の上も上のお人でな、何でもあらゆる所に神出鬼没されるそうだ!」
「へえ、盗賊の神はんかいな? で、やっぱ変装が十八番とか、かいな?」
「ああ、もちろん。何しろ格好だけでなく、相手の言葉やら仕草さえも完璧に真似されると聞いている」
「そっか。ほな、おまえとどっちが変装上手いん?」
これに相手が目を大きく開け
「んなもん、ズサン様に決まってるだろ! 足元にすら及ばんわ」
「だから少しは黙っとけって。いいか? そらもう雲の上も上のお人でな、何でもあらゆる所に神出鬼没されるそうだ!」
「へえ、盗賊の神はんかいな? で、やっぱ変装が十八番とか、かいな?」
「ああ、もちろん。何しろ格好だけでなく、相手の言葉やら仕草さえも完璧に真似されると聞いている」
「そっか。ほな、おまえとどっちが変装上手いん?」
これに相手が目を大きく開け
「んなもん、ズサン様に決まってるだろ! 足元にすら及ばんわ」
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