1504/3502
十五
続けて木俣様
「おい、坊主! うぬの考えは?」
だが、誰からも返答がなく
「坊主と言っておるのじゃ!」
ここでようやく、己の鼻を指すのが
「わ、私?」
「うぬの他に誰がおる? 何なら、とっちゃんぼうやにでも戻すか?」
「あ、いえ。坊主でお願いします」
「ふむ。で、その考えは?」
これに坊主
「まずは敵の素性を知らないと、対処しづらいかと」
この男、案外まともなのである。
「ふむ。ならば菊水? 先程より、何か言いたそうじゃが?」
続けて木俣様
「おい、坊主! うぬの考えは?」
だが、誰からも返答がなく
「坊主と言っておるのじゃ!」
ここでようやく、己の鼻を指すのが
「わ、私?」
「うぬの他に誰がおる? 何なら、とっちゃんぼうやにでも戻すか?」
「あ、いえ。坊主でお願いします」
「ふむ。で、その考えは?」
これに坊主
「まずは敵の素性を知らないと、対処しづらいかと」
この男、案外まともなのである。
「ふむ。ならば菊水? 先程より、何か言いたそうじゃが?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。