1501/3502
十二
これには菖蒲さん、絶好の機会到来とばかり
「雪舟を知らないって? あらま! 普段より科学とか偉そうに言ってる割には、芸能とか文芸にはついてはからっきしだこと!」
確かにその通りの破近だったが、そこは持ち前の気の強さで
「あ、ぶんぶくお釜くらいは知ってまっせ!」
「そこ、茶釜でしょ! 茶釜!」
「あとはな、おかまいたちの夜や」
「そこ、『お』は要ら……」
これにウンザリ顔の木俣様
「や、やめんか! 話が先に進まんだろが!」
これには菖蒲さん、絶好の機会到来とばかり
「雪舟を知らないって? あらま! 普段より科学とか偉そうに言ってる割には、芸能とか文芸にはついてはからっきしだこと!」
確かにその通りの破近だったが、そこは持ち前の気の強さで
「あ、ぶんぶくお釜くらいは知ってまっせ!」
「そこ、茶釜でしょ! 茶釜!」
「あとはな、おかまいたちの夜や」
「そこ、『お』は要ら……」
これにウンザリ顔の木俣様
「や、やめんか! 話が先に進まんだろが!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。