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百五十五
「それがどうした!」
ついに、相手の目の前までやってきた福神さん。すぐ後ろには、破近もついて来ている。
「そこの腰にある刀、たとえどんなに綺麗に拭き取ろうと……」
この言葉に、思わず下に目をやった相手。
「ほんの僅かでもな、血の跡は必ず残っておるもんじゃて」
「フン。またいい加減な事を!」
「そうきますか? ならば、わしにそいつを渡しなさるが良かろう。この福神、そこに付いてる血が誰のものかくらいはわかりますぞ」
「それがどうした!」
ついに、相手の目の前までやってきた福神さん。すぐ後ろには、破近もついて来ている。
「そこの腰にある刀、たとえどんなに綺麗に拭き取ろうと……」
この言葉に、思わず下に目をやった相手。
「ほんの僅かでもな、血の跡は必ず残っておるもんじゃて」
「フン。またいい加減な事を!」
「そうきますか? ならば、わしにそいつを渡しなさるが良かろう。この福神、そこに付いてる血が誰のものかくらいはわかりますぞ」
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