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百
「紅花かいな……ほな、先生。こっちはどないでっか?」
破近、宴の部屋の内側の赤い部分を指している。
「ん?」
福神さん、再び調べたところ
「これも紅花の色素じゃわい」
「ほな、白雪はここを舐めたんやな」
それを聞いた姐さん、隣の彼女の頭を撫で
「おいしいのかい? これって」
「ブヒ」
破近、今度は外側の色の異なった箇所を指し
「ほな、ここは?」
「またか」
ぶつぶつ言いながらも先生、屈みこんだところ
「紛れもなく血じゃわい」
「紅花かいな……ほな、先生。こっちはどないでっか?」
破近、宴の部屋の内側の赤い部分を指している。
「ん?」
福神さん、再び調べたところ
「これも紅花の色素じゃわい」
「ほな、白雪はここを舐めたんやな」
それを聞いた姐さん、隣の彼女の頭を撫で
「おいしいのかい? これって」
「ブヒ」
破近、今度は外側の色の異なった箇所を指し
「ほな、ここは?」
「またか」
ぶつぶつ言いながらも先生、屈みこんだところ
「紛れもなく血じゃわい」
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