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八十三
「それに板までも剥がされ……何かを探した跡ですね?」
息も合ってきた若き役人。さらに
「全ての畳や板を剥がしたところを見ると、目的の物はなかったのかも」
「そやな」
ここで姐さんが
「隣の部屋も同じ様に」
続いて入った隣の部屋。だがはたして、畳や板は全て剥がされている。
そしてまたその隣、またまた隣――この動作を繰り返しているうちに、突き当りの部屋まで来てしまったのだが
「こ、ここだけ畳がいくつかそのままです!」
「それに板までも剥がされ……何かを探した跡ですね?」
息も合ってきた若き役人。さらに
「全ての畳や板を剥がしたところを見ると、目的の物はなかったのかも」
「そやな」
ここで姐さんが
「隣の部屋も同じ様に」
続いて入った隣の部屋。だがはたして、畳や板は全て剥がされている。
そしてまたその隣、またまた隣――この動作を繰り返しているうちに、突き当りの部屋まで来てしまったのだが
「こ、ここだけ畳がいくつかそのままです!」
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