表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1401/3502

七十七

「その通りで」

 

 これを確認した破近、独り言風に


「料理したんが、複数かどうかはおいといてもな。少なくとも、玄人の料理人も仲居もおらんかったわけで……つまり、空き旅館を貸切ってた証でもあるわなあ」


「そうですねえ……」

 これに頷いてる喜助だったが、すぐに顔色を変え


「そ、そんなら、やっぱし一人残ってたあっしが?」


「下手人まっしぐら、やわな!」


「そ、そんなあ」

 三たび泣き始めた喜助だが


「……な、涙も枯れちまった」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ