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七十五
破近、笑みをたたえながら
「そら、ほうとうも不味いはずやわ。な、喜助?」
「ってことは、与三郎自身がこさえた代物だったと?」
だが、これに口を挟んできたのが菊やんで
「さっきの部屋の皿の中には、ほうとう以外の料理もいくつか見かけましたが?」
「あ、菊水さん。白飯はもちろん、菜っ葉の炊いたやつとか、川魚の刺身とか……あ、そうそう冷奴姐さんも」
すぐに反応した破近
「姐さんは余計やろ! 真面目にしゃべらんか、ボケ!」
破近、笑みをたたえながら
「そら、ほうとうも不味いはずやわ。な、喜助?」
「ってことは、与三郎自身がこさえた代物だったと?」
だが、これに口を挟んできたのが菊やんで
「さっきの部屋の皿の中には、ほうとう以外の料理もいくつか見かけましたが?」
「あ、菊水さん。白飯はもちろん、菜っ葉の炊いたやつとか、川魚の刺身とか……あ、そうそう冷奴姐さんも」
すぐに反応した破近
「姐さんは余計やろ! 真面目にしゃべらんか、ボケ!」
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