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六十八
すでに、再び畳に目を落としている破近
「そうなんや。で、菊やん? この虫眼鏡使って、この辺り覗いてみ?」
言われるままに、同じ様に屈みこんだ若者
「ここ、でしょうか?」
そして、すぐに首を捻っている。
「どない?」
「は、はい。ここを境に、色が少々異なるような」
破近、これに満足そうに
「そやな。ほな、もっと調べよっか!」
しばらくして、ようやく立ち上がった破近
「この部屋の真ん中辺りと、その周りとで色がちゃうわな?」
すでに、再び畳に目を落としている破近
「そうなんや。で、菊やん? この虫眼鏡使って、この辺り覗いてみ?」
言われるままに、同じ様に屈みこんだ若者
「ここ、でしょうか?」
そして、すぐに首を捻っている。
「どない?」
「は、はい。ここを境に、色が少々異なるような」
破近、これに満足そうに
「そやな。ほな、もっと調べよっか!」
しばらくして、ようやく立ち上がった破近
「この部屋の真ん中辺りと、その周りとで色がちゃうわな?」
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