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五十四
「白雪もかいな?」
「へい」
この時、ここまでずっと黙ってた姐さんが
「ふうん。白雪と一夜を共に、ですかい」
これに顎が外れかけてる喜助
「な、なんという言い草!」
「あらら、これで二人は晴れて……」
だが、時間を気にする破近より
「姐さん。その続きはでんな、助けた後でもたんとしまひょか?」
そして話を戻し
「喜助な。もちろん錠は掛けられたんやな?」
「ええ。でも不思議な事に、次の日の夕刻にはそいつが掛かってなくって」
「白雪もかいな?」
「へい」
この時、ここまでずっと黙ってた姐さんが
「ふうん。白雪と一夜を共に、ですかい」
これに顎が外れかけてる喜助
「な、なんという言い草!」
「あらら、これで二人は晴れて……」
だが、時間を気にする破近より
「姐さん。その続きはでんな、助けた後でもたんとしまひょか?」
そして話を戻し
「喜助な。もちろん錠は掛けられたんやな?」
「ええ。でも不思議な事に、次の日の夕刻にはそいつが掛かってなくって」
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