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四十七
「火車とな? え、縁起でもない!」
さすがに顔色を変えた矢車殿、だがすぐに真顔で
「では、少しだけですぞ……」
そして小声で
「この妖怪」
「白雪、無事だったかい?」
早速、その頭を撫でている姐さんだったが
「鼻血だって? あ、あいつらに殴られたのかい?」
そう言いながら、白雪の鼻を手拭で拭きだしている。
そして、拭き終わった手拭を見た破近
「これって、血ちゃいまんな」
だが、ここで喜助が
「そんなことより、あっしの話を!」
「火車とな? え、縁起でもない!」
さすがに顔色を変えた矢車殿、だがすぐに真顔で
「では、少しだけですぞ……」
そして小声で
「この妖怪」
「白雪、無事だったかい?」
早速、その頭を撫でている姐さんだったが
「鼻血だって? あ、あいつらに殴られたのかい?」
そう言いながら、白雪の鼻を手拭で拭きだしている。
そして、拭き終わった手拭を見た破近
「これって、血ちゃいまんな」
だが、ここで喜助が
「そんなことより、あっしの話を!」
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