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四十二
ここで思わず相手が
「……得体の知れんヤツめ」
「ん? 何か言いはりました、横車はん?」
「い、いや何も……って、誰が横車だ! 矢車だ、矢車!」
これに、軽く右手を上げた破近
「こら、すんまっせん」
「まあ、いいでしょう。どうせ貴殿の事だ……」
と言いながら、顔を寄せてきた男
「次には、風車とか言ってくるのでしょう」
諸に心中を言い当てられた破近
「こらまた、てっさのくせして食えんやっちゃな」
「ん? 何か仰いましたかな?」
ここで思わず相手が
「……得体の知れんヤツめ」
「ん? 何か言いはりました、横車はん?」
「い、いや何も……って、誰が横車だ! 矢車だ、矢車!」
これに、軽く右手を上げた破近
「こら、すんまっせん」
「まあ、いいでしょう。どうせ貴殿の事だ……」
と言いながら、顔を寄せてきた男
「次には、風車とか言ってくるのでしょう」
諸に心中を言い当てられた破近
「こらまた、てっさのくせして食えんやっちゃな」
「ん? 何か仰いましたかな?」
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