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 見ると、相手は四本の薪を差し出している。


「い、一体、何の真似で? えっ、交換しろ?」


 破近、これ以上ないという笑顔で頷いている。

 これには、さすがに呆れた喜助

 

「……ガキンチョかっ?」


 断られた腹いせか、すぐに破近


「案外やなあ、おまえって。どうせ一緒に行くもんもおらんくせしおって」


「えっ?」


「蕾は、まず無理やわな。なんせ嫌われてるしなあ」


「た、確かに」


「姐さんとは、そこまで親しくはないし」


「ま、さいですが」


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