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四十八

「クソッ!」

「鬼やんまともあろう者が」

「あやつの金剛君みたいな格好に」

「ビビッチまったぜ」


 そして直ちに後を追っかけていった。




「ね、鷹さん?」


「何だ?」


「やっぱ、あいつを懲らしめないと伊賀者の名誉が守れないでつ」


 これに立ち止まった親父


「そうか。ならば、このわしが……」


「でも殺めるのはよくないでつ」


「ああ、手加減はしよう」


 実はこの親父、史上最強・一騎当千・海千山千・厚顔無恥なる伊賀のレジェンドだった。


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