1312/3502
四十
「あ、はいな。あいつってさ、四体に分身する事ができて」
「分身の術か」
「でさ、おまけに異常に悪知恵が働くヤツでね。あ、これって、あたしから聞いたってのはナシですよ!」
「わかっておる」
頷いたハットリ様、隣の緑丸を見やり
「はて、どうする?」
「うーん。『屁こたれの術』は、相手が風下の一ヶ所に固まってないと使えないでつ」
ここで饅頭を平らげた揚羽さんが
「あ、でもさ。本体だけは、その影が濃いからわかるはずだよ」
「あ、はいな。あいつってさ、四体に分身する事ができて」
「分身の術か」
「でさ、おまけに異常に悪知恵が働くヤツでね。あ、これって、あたしから聞いたってのはナシですよ!」
「わかっておる」
頷いたハットリ様、隣の緑丸を見やり
「はて、どうする?」
「うーん。『屁こたれの術』は、相手が風下の一ヶ所に固まってないと使えないでつ」
ここで饅頭を平らげた揚羽さんが
「あ、でもさ。本体だけは、その影が濃いからわかるはずだよ」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。