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二十九
「にしても、気色悪すぎやろ? その面だって、揚羽の幼虫みたいやんけ!」
こいつは日頃より気にしていた揚羽さん
「ひ、人が黙ってりゃ言いたいこと言いやがって!」
そして、天に向かって指差し
「あたしが揚羽さんってとこ、見せてあげるよ!」
指先から現れた無数の揚羽蝶。
「こ、こりゃまた」
優雅に舞う蝶たちに目を奪われている蛸。
だが、いつの間にやら体中を覆われてしまっていた。
「こ、こら。まとわりつくなって! シッシッ!」
「にしても、気色悪すぎやろ? その面だって、揚羽の幼虫みたいやんけ!」
こいつは日頃より気にしていた揚羽さん
「ひ、人が黙ってりゃ言いたいこと言いやがって!」
そして、天に向かって指差し
「あたしが揚羽さんってとこ、見せてあげるよ!」
指先から現れた無数の揚羽蝶。
「こ、こりゃまた」
優雅に舞う蝶たちに目を奪われている蛸。
だが、いつの間にやら体中を覆われてしまっていた。
「こ、こら。まとわりつくなって! シッシッ!」
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