1285/3502
十三
「ギクッ! す、すでに見破られてるやん!」
一人うろたえている蛸焼丸。
「ねえ蟷螂、この術って何の為に存在してるん、カナ?」
「ああ蜩よ。何でも喋り続けてる間にな、相手が戦意喪失するらしいぞ」
「ふうん……それにしても」
頷きながら、蜩が蛸焼丸に
「誠にチンケな術、カナ?」
「何やて? このおかま野郎! 別にええやん。放っといてくれや。大体やな……」
「あら性懲りもなく、また術? じゃあ、そろそろ私の眼でも見る、カナ?」
「ギクッ! す、すでに見破られてるやん!」
一人うろたえている蛸焼丸。
「ねえ蟷螂、この術って何の為に存在してるん、カナ?」
「ああ蜩よ。何でも喋り続けてる間にな、相手が戦意喪失するらしいぞ」
「ふうん……それにしても」
頷きながら、蜩が蛸焼丸に
「誠にチンケな術、カナ?」
「何やて? このおかま野郎! 別にええやん。放っといてくれや。大体やな……」
「あら性懲りもなく、また術? じゃあ、そろそろ私の眼でも見る、カナ?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。