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六
その夜、野原で相対している二匹の忍者
「わしは虫けら四天王の一人、鬼やんまだ。父親がやんまも漢字にしたかったそうだが、如何せん文字化けしそうでな」
これに対する
「伊賀の乳丸と申します。虫けら四天王、正々堂々と勝負されたし」
「乳丸とやら、その手にある名前の載った巻物を渡せ」
「では、同時に投げっこしましょう。せーの!」
放られた巻物を手にした鬼やんまだが、一方の乳丸――
「ボン!」
受け取った巻物、爆弾だった。
その夜、野原で相対している二匹の忍者
「わしは虫けら四天王の一人、鬼やんまだ。父親がやんまも漢字にしたかったそうだが、如何せん文字化けしそうでな」
これに対する
「伊賀の乳丸と申します。虫けら四天王、正々堂々と勝負されたし」
「乳丸とやら、その手にある名前の載った巻物を渡せ」
「では、同時に投げっこしましょう。せーの!」
放られた巻物を手にした鬼やんまだが、一方の乳丸――
「ボン!」
受け取った巻物、爆弾だった。
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