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九十五

「え?」


「蕾っちゅう舌っ足らずな娘のことや」


「そうだったのか……やはり、あの時はお邪魔すべきではなかった」


「ついでに言うとな、さっきそれをお前さんに渡したんも……」


 手に持つ『華乙女』に目を落とした男


「……あの娘さん、でしたか」


「ま、そんなんよりもな」

 この時、砂埃が立った。


「あ、ちょっと待ってや」

 立ち止まった破近、草履に入ってきた小石をつまみ出し


「なあ? 人様の命ってな、こいつらとは訳がちゃうんやで」


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