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八十六
だが思い出せない蕾、何故だか突然周囲の人らに
「危ないですからあ、ちょっとだけどいててくれますかあ?」
そう言って取り出したるは、何と狼煙二号。で、早速点火し
「緑丸に届けえ!」
「……無茶しまつね、人混みで」
狼煙を見て馳せ参じた緑丸だったが
「それより、あれ見てえ!」
「え?」
蕾が指す方に目をやった少年
「お触書でつね!」
「そそ。でねえ、あの顔って見た事ない?」
これに顔色を変えた緑丸
「見た事あるもないも……」
だが思い出せない蕾、何故だか突然周囲の人らに
「危ないですからあ、ちょっとだけどいててくれますかあ?」
そう言って取り出したるは、何と狼煙二号。で、早速点火し
「緑丸に届けえ!」
「……無茶しまつね、人混みで」
狼煙を見て馳せ参じた緑丸だったが
「それより、あれ見てえ!」
「え?」
蕾が指す方に目をやった少年
「お触書でつね!」
「そそ。でねえ、あの顔って見た事ない?」
これに顔色を変えた緑丸
「見た事あるもないも……」
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