1232/3502
五十六
破近、またもや目を相手の間近まで近づけ
「二十と二十二は仲間と飲み屋にいた。で、二十四は一人で飲んでた事を思い出す」
「そ、そ、それがどうした?」
蛇に睨まれた蛙とは、まさにこの事。
「古い方は二日ともすらすらと答え、ごく最近の方は考え込んだ挙句に一人やった……って、なあ」
蛇が舌舐めずりをした。
「二十と二十二ってな、端からアリバイ……現場におらんかったっちゅう証やけんどな。これを用意してたんとちゃうか?」
破近、またもや目を相手の間近まで近づけ
「二十と二十二は仲間と飲み屋にいた。で、二十四は一人で飲んでた事を思い出す」
「そ、そ、それがどうした?」
蛇に睨まれた蛙とは、まさにこの事。
「古い方は二日ともすらすらと答え、ごく最近の方は考え込んだ挙句に一人やった……って、なあ」
蛇が舌舐めずりをした。
「二十と二十二ってな、端からアリバイ……現場におらんかったっちゅう証やけんどな。これを用意してたんとちゃうか?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。