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三十四

 一応出揃った四つの考え。

 これに喜助が


「じゃあ、旦那の考えって?」


「……まだ白紙やねん」 


 この結論が出ぬままの会合だったが――実は、真実の近くまで言及されていた。



 皆が引き払った後、徳利と盃を前にしている破近。卓の向こう側では、緑丸が茶をすすっている。


「まず、偶然っちゅうのは一旦置いといて」


 独り言のように呟いた破近、徳利に手を伸ばそうしたところ


「あ、おつぎしまつ」


「かまわんでええで。手酌でいくさかいな」

 

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