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四十六
「そら、おめでとさん!」
これに末吉が
「こらどうも。で、二人して箱根に向う途中なんでして」
「新婚旅行ですかいな。こらまた結構な話で」
笑顔の破近、さらに
「で、夜中は何をされてましたん?」
そこに、すかさず姐さんが
「だ、旦那! 野暮な事を!」
「ん? おお、そうやったわ! ほな、言い方を変えて……夜中に、何か物音やら聞いてまへん?」
この問いには、顔を赤らめたままの二人とも
「特には。なあ、初音?」
「ええ、末吉さん」
「そら、おめでとさん!」
これに末吉が
「こらどうも。で、二人して箱根に向う途中なんでして」
「新婚旅行ですかいな。こらまた結構な話で」
笑顔の破近、さらに
「で、夜中は何をされてましたん?」
そこに、すかさず姐さんが
「だ、旦那! 野暮な事を!」
「ん? おお、そうやったわ! ほな、言い方を変えて……夜中に、何か物音やら聞いてまへん?」
この問いには、顔を赤らめたままの二人とも
「特には。なあ、初音?」
「ええ、末吉さん」
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