1209/3502
三十三
「ほな、話を戻すわな」
締めに入る破近、まずは未だに米をつついている雌鳥に目をやり
「一二三と続いたんは、たまたまやったんか? あるいは」
次に喜助の顔を見て
「ただ、殺しを愉しんでるだけの鬼なんか?」
「だから、それは取り下げ……」
それを無視した破近、親分に目を移し
「ちゃんとした三人を殺めるだけの訳があったんか?」
そして最後は
「三人の中の誰かを殺したかっただけで、残り二つの殺しは他の目を欺いたもんなんか?」
「ほな、話を戻すわな」
締めに入る破近、まずは未だに米をつついている雌鳥に目をやり
「一二三と続いたんは、たまたまやったんか? あるいは」
次に喜助の顔を見て
「ただ、殺しを愉しんでるだけの鬼なんか?」
「だから、それは取り下げ……」
それを無視した破近、親分に目を移し
「ちゃんとした三人を殺めるだけの訳があったんか?」
そして最後は
「三人の中の誰かを殺したかっただけで、残り二つの殺しは他の目を欺いたもんなんか?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。