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四十五

「おたくは、ここの客でっか?」


「はい。末吉と申しますが」


 これに破近


「で、見つけたんはいつ?」


「はい、今朝の六つ(午前六時)の頃でして。厠へ用を足しに行こうと、階段を下りてきたところ」


「ここに、仏さんが横たわっていたわけでんな?」


「そそ、その通りでして」


 破近、頷きながら


「で、末吉はんは、何しにここへ?」


「あ、はい。実はこいつと夫婦になったばかりでして、な?」


 促された隣の女が頭を下げ


「初音と申します」


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