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二十一

「うわあ! 鶏鍋ですう!」

 

 その夜の破近宅、食卓の中心には――そう、水炊きが。


「おまえの要望やんか」


「ご主人様、嬉しくて涙があ……ジュル!」


「蕾、教えたるけんどな……」

 破近、天井を仰ぎ


「そら涙ちごうて、涎っちゅうんや」



 そして、皆で鍋をつつき始めたところ


「こら喜助! 鶏に手え出すんはまだや!」


「え? へ、へい」

とは返事したものの、さっぱり訳がわからぬ喜助


「なあ、緑丸? 何だか荒れてね?」


「実はお酒が切れてて」


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