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 場面は変わって、ここは栄町に西隣する一色町のはずれ。

 そこに今、仏さんが一体横たわっている。


「ちゃんと隅々まで調べなさいよ!」


 こう、岡っ引きらに指示しているのは菖蒲殿。いつもの如く、自らは一切動こうとはしない。


 やがて報告を聞き終え


「よくある強盗ですね」


と、そそくさと立ち去ろうとしたところ――岡っ引きが


「旦那。ほれ、ちゃんと巾着はありやしたぜ」

 

 これに菖蒲殿、相手の手の中の物に目やり


「は、早くお貸し!」


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