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 それに姐さん、目を輝かせ


「さすが吟味方ですねえ! よくぞ説得してくださいました!」


 これを聞き破近、独り言で


「や、やっぱ何一つ覚えとらんわ、この人」


 そして本当に風邪を引いてるが如く、ぶるぶる震えている。


 だが相手は、ただ


「ん? どうかされました? ああ、熱でもあるんですね?」


「そ、そうみたいでんな。ほな、失礼しまっさ」


 初めて己の意志にて橋より立ち去る男。そら、あんな酒乱ぶりを目の当たりにしたからに相違ない。


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