1176/3502
五十七 完
『菊花』という屋号が縁起が悪い――こう、病の父親を説得した姐さん。新たな屋号『桐盛』で店を再開した。
これが何と当たって、今や行列のできる小料理屋と大人気。
無論、魅力の一つには
「おーい! 酒はまだかあ?」
「ホント細かい男だねえ。どうりで女にもてないわけだ!」
この姐さんのキップのよさ。片やもう一つの魅力は
「この口から火を吹いてえ、あそこの蝋燭を灯しますう!」
すっかり忍法を見世物化している蕾さんだ――嗚呼
『菊花』という屋号が縁起が悪い――こう、病の父親を説得した姐さん。新たな屋号『桐盛』で店を再開した。
これが何と当たって、今や行列のできる小料理屋と大人気。
無論、魅力の一つには
「おーい! 酒はまだかあ?」
「ホント細かい男だねえ。どうりで女にもてないわけだ!」
この姐さんのキップのよさ。片やもう一つの魅力は
「この口から火を吹いてえ、あそこの蝋燭を灯しますう!」
すっかり忍法を見世物化している蕾さんだ――嗚呼
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。