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五十

「ささ、もう一杯どうぞ」


「おおきに」


 礼を述べて、相手にも酒を注ぐ破近。


「あら、すみません」

 姐さんも、お猪口に一口つけ


「幻の包丁ですか。じゃ、その数も……」


「『海千山千』ちゅうて、これがこの世にたったの三本しかおまへんのや」


「そらまた、いかにもっぽい名ですねえ」


 再び里芋を頬張った破近、さらに詳しく


「一本は宝町の『汁芭』っちゅう料亭で使われてまんねん。で、二本目は何と奉行所近くの『庵』にあるんですわ」


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