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三十八
「で、その三本やけんど、どこに収めたんか覚えてまっか?」
これには爺さん即答で
「その全ては、錦町の三徳屋なる問屋まで」
「さいでっか、こらホンマに助かりましたわ!」
そう言いながら頭を下げた吟味方、そして明るく
「今回の件はたまたまですわ。おたくはんの包丁でもって作られた、そんな旨いもんを食ってる者ってでんな、その何万倍もおりますさかい……な!」
一旦、宅に戻る事にした破近
「二人が戻ってるかもしれへんしな」
「で、その三本やけんど、どこに収めたんか覚えてまっか?」
これには爺さん即答で
「その全ては、錦町の三徳屋なる問屋まで」
「さいでっか、こらホンマに助かりましたわ!」
そう言いながら頭を下げた吟味方、そして明るく
「今回の件はたまたまですわ。おたくはんの包丁でもって作られた、そんな旨いもんを食ってる者ってでんな、その何万倍もおりますさかい……な!」
一旦、宅に戻る事にした破近
「二人が戻ってるかもしれへんしな」
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