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二十九

 さすがの神童も、この大人の会話にはついていけない模様。

 そこで、代わりに話を進めているのは


「しかしですな、旦那?」


「何? 朝ちゃん?」


「このだだっ広い江戸の中から一人の娘をどうやって探すのか、が」


 話の行き着く先がこうなるのは重々承知の上の破近、腕を組みながら


「そこやねん。で、まずできるのは、清次の家ん中をくまなく探すことくらいやろなあ」


 仕方のないことだが、この男にしてはすこぶる消極的なやり方ではある。


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