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十七
そして残ったままの、別の棺桶屋に向かって
「この仏はん、大事に奉行所まで連れてってな!」
仏と一緒に奉行所まで戻ってきた破近、早速その足で木俣様を訪れ
「ねね? これ、瓦版で撒いてもよろしいやろか?」
差し出された物に、お奉行
「何じゃこれ?」
「それ、実はでんな……」
一通り話に耳を傾けた木俣様
「話はわかったが、何故にお触書にせぬ?」
これに、さも当然と破近
「んなもん、役人通したらメッチャ時間がかかりますやん!」
そして残ったままの、別の棺桶屋に向かって
「この仏はん、大事に奉行所まで連れてってな!」
仏と一緒に奉行所まで戻ってきた破近、早速その足で木俣様を訪れ
「ねね? これ、瓦版で撒いてもよろしいやろか?」
差し出された物に、お奉行
「何じゃこれ?」
「それ、実はでんな……」
一通り話に耳を傾けた木俣様
「話はわかったが、何故にお触書にせぬ?」
これに、さも当然と破近
「んなもん、役人通したらメッチャ時間がかかりますやん!」
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