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四十八

 その後、何故だか少年に説得されている男。


「捕まった方が身の安全でつよ。それとも、こんな野放しのままを望みまつか?」


 だがこれには、隣から


「異議ありい! そんな手ぬるい方法よりもお、いっそのこと下半身を叩きわりますう!」


「ひ、ひえっ!」


 男は驚きのあまり、声まで裏がえっている。

 それもそのはず、目の前の娘からは本気度が十二分にうかがえるのだ。


 そして蕾、おもむろに傍らのデカイ石を持ち上げ


「五、四、三、二……」


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