表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1074/3502

二十一

 しばらくして突然振り向いた琢郎。そこにいるのは


「ん? おなごかあ」


 柿色の着物姿の娘だったが、そこは念には念を押し、いきなり全速力で走り出した。

 そして曲がり角を右に折れたところで、再びそっと様子を伺っている。


「やっぱり気のせいか……」


 やがて或る屋敷の門前までやってきた琢郎、辺りに目をやり二度ばかし戸を叩いた。

 すると中から


「海!」


 これにすぐ当人も


「猿!」


 そしてすぐさま戸が開き、中へと姿を消してしまった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ