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十八
そして木俣様、真顔に戻り
「で、どうする?」
この問いに吟味方、澄ましたまま
「ま、ぼちぼち来ますさかい」
はたしてこの時、襖の向こうより
「緑丸、参上しましたでつ」
これに、自分の部屋でもないのに
「お、ほな中に入り!」
破近、襖から現れた少年を見やり
「ん? 蕾……」
この時、天井より柿色の物体が派手に落ちてきた。
「いったあい、ですう!」
そう言って、腰をさすってるくの一に
「コラッ! かっこつけんで普通に現れんかい!」
そして木俣様、真顔に戻り
「で、どうする?」
この問いに吟味方、澄ましたまま
「ま、ぼちぼち来ますさかい」
はたしてこの時、襖の向こうより
「緑丸、参上しましたでつ」
これに、自分の部屋でもないのに
「お、ほな中に入り!」
破近、襖から現れた少年を見やり
「ん? 蕾……」
この時、天井より柿色の物体が派手に落ちてきた。
「いったあい、ですう!」
そう言って、腰をさすってるくの一に
「コラッ! かっこつけんで普通に現れんかい!」
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