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七
「ええ、そのとおりでして」
ここ最近これっぽっちも手柄とは縁のない同心、突然猫なで声で
「まあこっちにでも来んさい、お茶でも出すから。何なら、この饅頭も食べる?」
「あ、いえ」
そしてこの時、やってきたのは
「あ、菖蒲さん。交替の時間ね!」
こう言った明智さんだったが、すぐに相手の隣の人物を見やり
「誰? その男って?」
これに、ものすごく嫌な笑いをする菖蒲殿
「フッフッフ……まあ、誰でもよろしいんじゃありません?」
「ええ、そのとおりでして」
ここ最近これっぽっちも手柄とは縁のない同心、突然猫なで声で
「まあこっちにでも来んさい、お茶でも出すから。何なら、この饅頭も食べる?」
「あ、いえ」
そしてこの時、やってきたのは
「あ、菖蒲さん。交替の時間ね!」
こう言った明智さんだったが、すぐに相手の隣の人物を見やり
「誰? その男って?」
これに、ものすごく嫌な笑いをする菖蒲殿
「フッフッフ……まあ、誰でもよろしいんじゃありません?」
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