表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1041/3502

六十

「こ、こ、この×の傷……」


「ん?」


「う、うちのお絹でございます!」



 長き沈黙が続いた後、再び男が口を開き


「三日前にこの獣道手前まで連れてきて、後は任せたのですが」

 ここで涙ぐみ


「こ、この私が代わりに来ておれば」


「お気持ちは察しますけんど、今更悔いてもしゃあないですわ」

 破近なりの慰め方だ。そして叔母さんを見て


「お牧はんすら知らんっちゅうと……言い辛いけんど、屋敷に入る前に待ち伏せされ襲われたわけでんな」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ