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五十九

「公事宿っちゅうと、やっぱ今度の遺言状との絡みでっか?」


「左様でございます。先に一人ここまで向かわせておりましたが、一向に戻ってはきませぬゆえ」


 ここで叔母さんが


「それって、太郎兵衛さんのことです?」


「太郎兵衛?」


 目を大きく開いた柿蔵、その視界に足元の仏まで入った。


「ちょ、ちょっとおたく! いきなり何するんです!」


 だがこの叔母さんの声も届かぬ男、手荒に仏さんの左肩辺りの焦げた着物を剥ぎ取ったところ――


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