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二十九

 何度も頷いている相手に


「そして、あたしが黒豆奴ですよ!」


 奴続きで女将さん、意気込んだ割には


「知らん!」


「何だとお?」


 だが、相手は無視して


「でな……その石には、輪っかが付いてるが?」


 これには、冷奴より受け売りのつみれが


「ええ。こいつは、その名も指輪って言いましてね。西洋では、これを指にはめるのが慣わしらしいですよ」


「そうなのか」

 これでも役人だ。次に、こう言ってきたのである。


「ならば両手を見せてみ?」


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