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四十

 だがこれを叔母さん


「馬鹿も休み休みにしなさい! この子に何の得があるって言うんだい?」


 しかし相手も必死だ。


「じゃ、じゃあ、やっぱりあんたらが組んで三人を殺し回ったんだ!」


「あたしと蕾が殺し回った? そう思いたかったら勝手に思っていいよ」


 これにつられたもう一枚の貝も


「さ、最初から仕組まれたんだね? この一連のものは!」


「あのねえ。お二人さん」

 叔母さん、二人を交互に見ながら


「そろそろお家に戻られたら如何?」


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