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三十七

 真っ先にその場へと駆け寄った蕾、薄暗い中じっと目を凝らし


「腕が生えてますう!」


 これに


「う、腕だって?」

「そ、それって、もしや?」


 すぐに掘り返している面々、無論その中心は太郎兵衛だったが――

 やがて現れたもの、その変わり果てた亭主を抱き起こしているお伸


「あ、あんたあ!」


 そんな泣きじゃくっている光景を見ている蕾


「叔母さん。やっぱり夫婦なんですねえ」


 だが、それには冷たく


「金づるがなくなったからじゃない?」


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