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二十八
「ん?」
「叔母さんの方の料理から毒の味がしたのは間違いないですう」
これには驚く相手
「ど、毒の味だって? こりゃまた奇妙な言葉、あ、いやホントに?」
「はいですう。おそらくは砒素の味かと。あ、最も一般的な毒のことですう」
こう言い放った蕾、続けて
「私、このまま死んでしまったことにしときますう。そしたら賊も安心するかとお」
「ああ、成程」
「晩御飯の時の叔母さんの座は決まってるんで、間違いなく狙われたんですう」
「ん?」
「叔母さんの方の料理から毒の味がしたのは間違いないですう」
これには驚く相手
「ど、毒の味だって? こりゃまた奇妙な言葉、あ、いやホントに?」
「はいですう。おそらくは砒素の味かと。あ、最も一般的な毒のことですう」
こう言い放った蕾、続けて
「私、このまま死んでしまったことにしときますう。そしたら賊も安心するかとお」
「ああ、成程」
「晩御飯の時の叔母さんの座は決まってるんで、間違いなく狙われたんですう」
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